南高梅
今年も梅の季節がやってまいりました。
梅のトップブランドといえば、みなべの南高梅。
名前は、教諭を始めとして梅の母樹選抜に貢献した、南部高等学校に由来します。
http://www.aikis.or.jp/~nankoume/ume/tanjyo.htm
季節がやってまいりましたと言っても…
寮生時代のように、○年モノの自家製梅酒にありつく機会はありません。
博士課程に在籍していた長老N氏が、毎年寮内で漬けていた梅酒。
3年モノ辺りから、まろやかでおいしかったな〜。
今も漬けているのでしょうか?
色付き始めた南高梅は、梅酒には向きませんが、非常に良い香りがします。
「今の季節に、桃の香りがどこからこんなに強く漂ってくるのか?」
思わず足を止めてみると、そこにあるのは南高梅。
下手なプラムよりも強いその香りのため、
このまま齧り付いては駄目なのだろうかと誘惑に駆られるほど。
梅干にすれば最高でしょうが、梅干にするのが勿体無いような甘い香りです。
そのせいか、帰りにスーパーでプラムを買ってしまいました。