小宇宙

セッコウラン

本日は晴天なり。


いや、気持ちの良い秋晴でしたね。
そんなわけで、かねてより行ってみたかった『高木盆栽美術館』を訪問。


都心も都心。市ヶ谷の駅を降りてすぐのところに美術館はあります。
一見普通のオフィスビルですが、入口の大きな獅子が目印です。
都心のこんな場所に、樹齢100年を超える素晴らしい盆栽が常設展示されているのです。

http://www.bonsaimuseum.org/j/index.html


なんなんでしょうねー、あの存在感っていうのは。
カエデ、柿、アケビ
さまざまな樹木が、深い静寂を伴った小さな風景を作っています。
マッチ棒ほどの小人になって、株元に立ってみたい気持ちになる樹ばかりでした。


販売されていたセッコウランの株を購入。
直径10センチも無いような小さな鉢に、40本ほども芽が伸びています。
白い縁取りと光沢のある、丸みを帯びた葉がとっても可愛らしい。
小さい鉢のまま、背丈は伸ばさずに、けれど元気良く育ってもらいたいと思います。


残念ながら、展示の為に、十分な鉢替えや剪定ができないそうで、
この10月一杯で一旦閉館し、しばらく田舎で手入れを行なうそうです。再開日は未定。
というわけで、ご関心のある方はお急ぎください。