ミルサーと掃除機

先日の日曜日、新宿ヨドバシカメラ店へ、ミルサーを買いにいきました。
なんとしても今日中に買っておかなくてはと思ったためです。


なぜなら、前日の土曜日に私が帰宅すると、ホームセンターに行っていたウチの相方が
「掃除機を買ったよ」
と言ったからです。


二人が一人暮らし時代に持っていた掃除機は、確かに吸引力がヘロヘロでした。
ですから、彼がホームセンターで掃除機を買ってきたのなら、私も焦ってヨドバシカメラに行きはしなかったのですが、よくよく聞いてみると、掃除機はなんとケーブルテレビでやっているテレビショッピングで購入したというではないですか。(よって現物は未着)


テレビショッピングで買い物をした人を、生ではじめて見ました(-_-;


あまり深入りする気がしなくて、価格は聞いていませんが、相方が以前同じ番組を見て、オーバージェスチャーアメリカ人たちが操る電動ミルサー(色々色々色々セットで1万円強)に、いたく関心を持っていたことを思い出しました。
http://mall0.shopjapan.co.jp/olm/showdetl.cfm?&DID=46&Product_ID=52870&CATID=5895


そのときは私が反対したのですが、その話を蒸し返してみると、
「あー、あれも買うべきだと今でも思うよー。だってジェノベーゼも作れるじゃない(誰が?)」
などと言うではありませんか。ちなみにケーブルテレビなので、同じ商品の宣伝が繰り返し巻き返し流れています。


き・危険だ…


というわけで、翌日私は家電量販店で普通にミルサーを買いに行くことにしました。
買ったのは、タイガー製のシルバーカラーのミルサー。http://www.tiger.jp/product_introduction/cookware/SKL_A.html


お代はヨドバシカメラ価格の6500円。
それでも容量が同じミルサーの中ではこれが一番高かったのです。
5000円前後のものもあったのですが、デザインが元で「テレビのやつのほうが良かった」などと言われては…と思い、比較的デザインの良いものを採用。


相方には言っていませんが、掃除機が届いたら、値段と内容を検分してみなければ…と思っています(返品条項があるはず)。

大学祭

母校の大学祭はいつも11月に行われるので『11月祭』と呼ばれています。
毎年統一テーマが選ばれますが、今年のテーマは


『せっかくだから』


この大学の、背中が痒くなるような青臭さもなく、ポップさもない力加減がいつも割と気に入っていますが…近年はちょっとマッタリ系おたくっぽさが勢力を増している気がします…(笑)。

ヨツユビハリネズミ

noesan2005-10-18

先週から、我が家に異国の動物がやってきました。
(国内で繁殖させているみたいですけどね。)


ヨツユビハリネズミ登場。
http://www.sbspet.com/hog/hog2.html


色はこのなかの『シナモン』くらいで、一番可愛い色だと思います(笑)。
メスで、生後10ヶ月くらいだそうです。
うちでの呼び名は『ねずみちゃん』。
そういう家訓なのです。


餌は専用のペレットを水でふやかしてあげますが、ドッグフードなども可。
肉食なので、肉食系のペットフードなら大丈夫のようです。
でも、乾燥芋虫系の餌には反応が違います。
一度あげたのですが、野生を思い出したかのような俊敏な食いつきを見せました(汗)


性格の穏やかな(度胸の据わっている?)子を選んだので、抱くこともできます。
(臆病な子は、少しでも触ると丸まって針を立ててしまう)


よその子でも一緒にご鑑賞下さるという方は、お問合せください☆

台風

滝です。
会社の窓の外から滝が見えます。


はー、今夜はこの中を帰宅せねばならないのでしょうか。


むしろ、もう今から帰りたいです。
滝の中だろうと。


週明けから地球の裏側に出張で、その資料はまだ完成していませんが、帰りたいです。。。

半島を出て島を乗っ取り

村上龍『半島を出よ』をやっと完読しました。
長ったらしい漢字の役職名などはほとんど読み飛ばしましたが。


ごくごく大枠のストーリーだけを見ると、北朝鮮の秘密コマンドに福岡が占拠され、すわ九州占領&独立かという自体の中、世間の多数派の感覚に同化出来なかった少年たちが、世間のできない行動力で北朝鮮部隊を壊滅させるという、そう目新しいというわけではない破壊フェチな話です。


しかし、どんな題材であれ、ディテールを書く力があるというのは強いです。
相当取材と学習を行ったと思われる軍事・爆破・生物関係の描写も凄いですが、あれほど常識からかけ離れた個性を持つ登場人物の、
過去や瞬間に沸きあがる感情を、あれだけ説得力をもって描けるところが凄い。


多くの大人は、子供の頃の気持ち、思春期の頃の気持ちを忘れてしまうが、その感受性や想像力を少しでも保てるようでないと小説家にはなれない
…というようなことを耳にしますが、村上氏もそういう面に凄さを感じます。


読んでいると登場人物の少年たちに完全に共感できる、というわけでは決してないのですが、こういった感受性を持つ人間がいることを否定できないような淡々としたリアリティーがあります。


村上氏も、この本で日本の危機管理の見直しを呼びかけることが目的ではないでしょう。
小説家は、やっぱり外の世界の構造を云々するより内の世界の構造を云々する生き物でしょう。

ちいさい訃報

先々週の土曜日(8月6日)に購入した
「オオミミトビネズミ」の「しろ」と「くろ」2匹のうち、くろが冷たくなってしまいました。

先ほど、帰省から戻った私が発見。
お留守番をしていた相方からは異常を聞いていないので、
おそらく相方はまだ知りません。
週末には色々なネズミグッズを購入してきたと電話口で楽しそうに報告していました。


遺体は臭いの無いきれいな状態だったので、昨夜息絶えたばかりなのかも知れません。
小動物ゆえ、いつどんなことがおきても仕方が無いとはいえ、残念です。
土のある庭があるので、ちゃんと埋めてやりたいと思います。


合掌

植物学のロマンと執念

いや〜、お盆で帰省し、実家で新聞を読んでいたら、京大理学部の先生が、あの『花成ホルモン』の特定に成功したとのニュース。
親に言っても共感頂けないので大人しくしていましたが、高校生物を選択していた者の一人としては、うわーうわーうわーってなもんです。
き、共感してくれる人は何人かな…。

プレスリリース
http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_news/documents/050812_11.htm
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20050812/


詳細は読んでいただきますが、日長を花の開花に結び付けるメカニズムを解明したとのこと。


このメカニズムは、1937年には(間接的な実験の結果から)存在が提言され、
あまたの科学者がこのテーマに取り組んだにもかかわらず、
いまだ解明されていなかったという、植物学会では伝説にも似た超有名な説であります。


解明されないがゆえに、脱落する科学者、一生を捧げて解明できなかった人も少なくないはず。
痺れを切らして「そんなものホントは無いんじゃないか?」という説を唱えたくなる人もいるほどだったとか。


すでに植物学の発展から遠く離れた世界にいる私ですが、
長年喉に刺さっていた魚の小骨が取れたような、うふふな気分です。